突然のさよなら - TOMAのSAX日記

使用中のプリンターの電源が突然落ちた。何度スイッチを押しても電源は入らない。
テスターでチェックするとプリンター迄は電気が来ている。後はチェックポイントもなく万事休す、メーカーへ電話をした。
担当のお兄さんがロボットのように無表情、冷静な声で応対。
「はい。それでは電源プラグをコンセントから抜いて、5分間待ってからもう一度電源を入れ直してみて下さい。それで復帰しない場合は、その機種はすでに修理対象外ですので、“廃棄”して下さい」「ええっ！！！・・廃棄って、その・・粗大ゴミで？」「そうです」
とても分かり易い・・5分間待って直らなければ粗大ゴミ！そして新しい機種をどうぞ！・・使用期間は2006年からだから約6年。それで寿命というのか？

ビクター時代、スタジオ機材の開発やメンテナンスを手がけることのあった身としては、小さなパーツがたぶん1つ、劣化しただけであろうこんな故障、訳なく直せるはずだ！と思ってしまう。
しかし今の時代、6年も使ったからもう充分でしょう。修理代は新品が買えるほどするし、さっさと性能がアップした新機種に入れ替えた方がお互いハッピーですよね！という誠にシンプルな対応だ。情けないことに、僕も何だかスッキリ納得してしまうのであった。（ドッグイヤーとして計算すると 6年 x 7倍 = 42年も使ったことになるのか・・）