ストリート報告 ・・〜試行錯誤〜・・

ytoma2008-03-20

別の目的で急いでいる通りすがりの人を、インパクトの少々弱い(上品な!?)音楽もので立ち止まらせるのは結構難しい。ジャグリングや、アクロバット、音楽ではバンド系演奏などインパクトの強いパフォーマンス系は、思わず立ち止まってしまうことが多いが、特にソロ演奏などは内容に関わらず、忙しいところではなかなか認知されにくい。ヘブンアーティストの活動は、場所取りや活動時間がすべて予約制となっており、毎月ある決まった日から翌月の予約受付が始まり、人の集まりやすい人気のエリア(文化施設の多い上野公園など)は、皆が我先にと競って予約を入れ、2段階予約制ではあるが、アッという間に満杯となってしまう。僕の場合、我先に!というのがどうも苦手なのと、気候なども含めて少々考えすぎる性格から、いつも少し距離をおいて静まった頃を見計らって予約を入れる。当然ながらおいしいところは残り少なく、人気のない場所を中心に予約することになる。インパクトは決して強くないから余計不利である。そこで様々なノウハウ研究が必要となってくるが、その一つが立ち位置(演奏場所)。立ち位置のスイートスポットは決め手がないようで、アーティストそれぞれの考え方で千差万別。僕もあれこれ試行錯誤中で、微妙な条件を色々考察する。過ぎ行く人達との距離、目線、方向、音量、音響、ディスプレイ、心理状態・・。数メートルも移動すると反応が全然違ってくるといわれる。でも演奏しながら全体を移動する訳にも行かないので、毎回色々考え、セッティングし試行錯誤を繰り返す。取りあえず自分の音楽については問題無し!と固く信じ、これからも紆余曲折は続く・・があんまり微妙にやってるからインパクトが弱くなるのかもね。それにどんなやり方してても集まるときは集まるし・・皆さま、良きアドバイスを!
(yさま、撮影協力ありがとう!都庁前08.3.18)
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