安曇野でコンサート

ytoma2008-04-15

信州安曇野穂高川のほとりに佇む「安曇野コンサートホール」で恒例「苫米地義久サクソフォンコンサート」と称するコンサートをさせて頂きました。
安曇野コンサートホールは、100席ほどのコンパクトな規模ながら、音響は一流。木の響きを最大限に生かした音響設計で、とても気持ちのよいプロフェッショナルな音楽ホールです。さらにベーゼンドルファーのピアノはこれまた実に良い音を奏で、多くのピアニストを虜にしているようです。正にホールとピアノが一体となった理想の音楽空間と言えます。完全な個人経営で館長の長谷川氏は歌もピアノもたしなむ、音楽大好き夢追い人。喫茶室担当?の奥様と共に、実に楽しく運営されています。音楽を愛するお二人の人柄から地元の人達も良く集まり、安曇野文化の中心!のような感もあります。本当に立地も、その心も、すべてを通して理想的な音楽の館!と言えます。

このホールとのご縁を少々。
このホールは安曇野を散歩している時に出会いました。
1997年に音楽紀行シリーズで「安曇野」を出して以来、すっかり安曇野が気に入ってしまい、2003年5月,北アルプス安曇野を一望出来る長峰山から穂高駅まで、写真を撮ったり、小鳥のさえずりを収録したり、とのんびり散歩気分で歩いておりました。穂高川に沿って歩いて行くと、突然「安曇野コンサートホール」が出現、これは何だ?とビックリしつつ、喫茶室があったので迷わずお茶しに寄りました。奥方がおられたので、少しお話しし、自己紹介を兼ねて持っていた「安曇野」を差し上げ、その日はそのまま東京へ戻りました。後日、コンサートをやってみませんか、というお誘いを受け、大喜びで早速翌2004年春にやらせて頂きましたら、なんとその年は秋にももう一度やってしまいました。その後2005年はがん治療のためパスしましたが、2006年から年一回で再開、今年4/13(日)で5回目のコンサートとなりました。

この日はちょうど安曇野は桜が満開となった日でした。
メンバーはピアノ、ボーカルの石塚まみさんに加え、地元代表の表直志氏がパーカッションで参加といういつもの編成。
演奏曲目はジャズ、ボサノバ、ポップス、日本の歌、など幅広いジャンルで構成。皆さんと楽しく進めましたが、特に楽しかったのはリクエストタイム。途中の休憩時間にリクエスト曲を募ったら、多数集まりすぎて収拾つかず、えい!ステージの中で決めてしまえ!とリクエストコーナーでは抽選会よろしく、トランプでのババ抜きのようにリクエストカードを引いて選曲し、演奏しました。実にスリル満点、なんと無責任!な選曲、でもこれは画期的に効率の良い方法でありました。皆さんも心やさしい方々で、難しい曲はあまりなく,何とかこなすことが出来ました。長谷川館長は今度から”抽選箱”用意しとこうかな、などと話しておりました。
今回も皆さんとノリノリで実に気持ち良い、楽しい時間を過ごすことが出来ました。ありがとうございました!
戻ったばかりなのにまたすぐにでも散歩に出かけたい気分です。いや出かける予定です!
(ド真ん中は長谷川館長,左がさのはるなちゃん)

はるなちゃんが描いてくれた僕。やっぱりそうか・・正直だなぁ!ありがとう!

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