シャツの裾(すそ)

ytoma2008-07-26

最近気になっていることがある。シャツの裾はズボンの中に入れるべきか、出してもかまわないのか・・。僕には元々どんなシャツでも人前で裾を外に出しておく、という恥さらし(だと思われる)の習慣は全くなかった。だらしなくって考えられない、みっともない!とんでもない!
ところが、最近の世の中、出すことに何の抵抗もない、いや出さないとダサイ!シャツもある、とようやく気づき始めた。元々アロハシャツ(下写真右)のように、出すことを前提としているシャツについては問題無いが、脇にくびれのある丸みを帯びた裾を持つシャツは、調べによると、その部分は下着の代わりとして使用されていた部分でもあったらしく、外に出すなんてとてつもなく恥ずかしいこと、ということが、誰に教わった訳でもないが長い人生の中で潜在意識としてあった。しかしこの夏、今まで間違いなく中に入れていた僕は初めてそこのところを意識しはじめた。ベルトで締め付けられるより、出した方が解放される!解放されたい!という欲求に駆られるようになった。でも、ただ出すだけでは危険だ。そこで僕としては大変珍しいことだが、いろんなシャツを着た自分の姿を鏡で見、デパートのマネキンを眺め、街の人を観察し、考え、とりあえずの結論出した。
類似型ながら、裾を出すことを前提としてデザインされている(と思われる)キリッとしまった今風のシャツ。それを着ればいい。若者気取りで、昔ながらのシャツのだらっと緩んだ裾をそのまま出すと、トンデモナイことに、なる!である。
要は美意識とバランスの問題なのだ!
でも未だ危険を感じている自分がいる。おじさんは昔ながらのシャツを沢山持っているのだ。(裾を外に出す人が増えて来たのは1980年代らしい。僕にとっては最近のことだ!)

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