不幸中の幸い

ytoma2008-08-30

上野公園での貴重な土曜日のヘブン活動。
公園の管理事務所で受付を済ませ、職員の人と一言、二言。「今日の天気は大丈夫そうだね」「ウーン、でも最近信用ならないからなー」
家を出た時は青空。事務所に到着した時は、確か、それでも普通の空だったはず。が、わずかな時間のあと、外に出て見ると「おやっ?」真っ黒な雲がせまり、すでに世の中うす暗くなっている。「ヤバいな、これは。ストリートセットの準備を始めるべきか、もう少し様子を見るべきか。でも様子を見るんならいつまで待てばいい・・、どうしよう?」など考えていたら、待つどころか、答えはすぐに、本当にすぐに出ました。ほとんど前ぶれ無し、イントロ無しの、いきなりの猛烈なドシャ降り!木陰だったのでその分、時間は少し稼げものの、かろうじて傘を広げて、セットに雨ガッパ着せて、引っ張って何とか事務所まで戻り、雨宿りさせてもらいました。そして、しばし滝の雨と公園を流れる川を眺めることに。それにしても、もしセットを広げた後だったらどうなっていたことやら。大暴れの雨はしばらくして収まってきましたが、公園中びしょびしょ、木の下などはまだ雨が降ってるのと同じ。とてもじゃないが、やる場所も無し、やる気も失せて帰途につきました。
そして僕の心にとても引っかかっていたこと。別の指定場所で、同じ時間帯で演奏を始めるばかりだった女の子のバンド、ドラムなどのセッティングが終わって張り切っていたようだけど、どんなにかわいそうなことになってるんだろう、と帰り際、遠目にチェック。楽器にカバーらしきものが、申し訳程度にかけてあるようだけど、その前で、傘をさし呆然とした様子で立ち尽くす女の子たち数名。それ以上近づく勇気はありませんでした。お互いガンバローね!
<管理事務所から。雨宿りの人達と>

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