お祭り

毎年10月、出演依頼を頂くお祭りがある。三軒茶屋の本来のお祭りに重なって“すずらん通り商店会”が主催する、その名も“すずらん通り　酒ワイン祭り”。ワインやどぶろくなど６千杯まで飲み放題！という、誰でもいい気持ちにさせるなんとも太っ腹な名物祭り。さすが筋金入りの飲み屋街だけのことはある。
人はお祭りやイベントが大好きだ。何かと色々かこつけて作り出す。周りの人達も意味はよく分からなくても、祭り、と聞いただけで納得して参加する。それも年に一度のお祭りなら文句の出ようはずはない。お祭りは一年ごとのケジメ，段落。日常と非日常とあれば、お祭りは非日常、日頃の大抵のことは許されて、みんなで楽しむ。損得抜き、理屈抜きの、心をつなぐ一大行事。日常が“持続力”なら、非日常の“お祭り”は“瞬発力”か・・。ハンパじゃない大盤振る舞いで、今日はお祭りだい！！
僕は音楽という“日常”活動で参加したので、ワインは自粛・・でした。
＜神輿も出て茶沢通りを練り歩く＞

僕の関係する山中湖サウンド・ビレッジには小さな神社があり、毎年祭礼を執り行っている。神様とともにささやかながらもお祭りが出来るなんて、なんと幸せなことか、と思う。
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