まんぷくどら焼き
通常のどら焼きのあんこが２倍以上あろうか、という巨大な「まんぷくどら焼き」なるものを、ストリートの差し入れで頂いた。家に帰ってありがたく食し始めたのだが、食べきれない。
僕は甘いものも大好きで、どら焼きも好物なのだが、どうにもあんこが多すぎる。結局半分に分けて、時を置いて食べた。（写真は半分にカット後）
適量とは？・・なかなか味わいのあるテーマだ。多いので２回に分ける、これもなかなか良い。
いくら好きなものでも、適量を超えると、一度には消化出来ず、しばらく距離を置きたくなる。逆に少なめだともっと欲しくなる。
音楽だって同じ。自分に好みの音楽なら、聞き始めて最初の数曲は新鮮でドンドン身体の中に染み込んで来る。でもこれとてあまり続くとしまいには飽きてくる。僕は、人が楽しみながら、連続して自然に聞いていられる時間は、一般的に40分前後かな、と思う。演奏会ではこれを2回、休み時間を入れて二部構成でやる程度が人に優しい構成ではないか、と思っている。
昔のアナログLPレコードは片面が20〜25分程度、表裏ひっくり返して、計40〜50分。実に心地よい長さであった。
少し押さえて腹八分目、もう少し食べたい、もう少し聞きたい、が健康にも精神にも、いいのだろう。
でも画一的ではなく、時にはまんぷく、時にはもっと欲しい！、も良い。色んなことがあって、色んな気持ちがあって、それで人生楽しい！要はメリハリ。
ところでストリートで、お客さんの反応が芳しくないとき、１時間近くも絶え間なく、あまりメリハリなくやっていることがある。そんな時どうなるか・・眠くなるのである！もちろん一人だから居眠りなど出来ない。
YYさん、「格別などら焼き」ご馳走さまでした！
安曇野2（2009.5.21.発売）
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