時間切れ

夕方、246でのストリートを終了して機材や楽器を片付けていると、前のベンチに中学か高校生らしき男の子が数名たまって何やら話している。あ、そうか、ここは若者のたまり場でもあるんだな、早く去るべし、と片付けを急いでいると、突然その中の一人が「あの・・“いとしのエリー”やってくれませんか」と来た。えー、なんじゃあ・・？「今日はもう終わりで、片しちゃったよ。次回また2週間ぐらい立ってやるから、またよろしくね」。これには反応せず「さっき通りすがりに聞いて感激したから、また来たんです」「えっ・・じゃあ友達も連れて戻って来てくれたの？」「そうです」「あ、そうなんだ・・」（こりゃあ、やるっきゃないなー）「分かった！やるよ」気を取り直して、片付けたスピーカーを引っ張りだし、大急ぎでアンプをセット、ともかく“いとしのエリー”を吹いた。吹き終わると、何やら相談している。一人400円だよ、とか・・そしてメンバーの一人が「“TOMA Ballads”買います！」と2000円をポンと出して来た。「おこずかい、大丈夫なの？」「大丈夫です！」メンバーは5人・・なるほどワリカンかー・・1枚で５人分・・
青山高校の生徒たちでした。ありがとう！またよろしく、ね！

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