惜別シリーズ1


たぶん誰でも同じ気持ち、のお話し。
他人から見ると単なるゴミに見えるものでも、本人にとってはとても大切な歴史そのもの、役割が終わったからと言っても捨て難いものは結構ある。これらを決心して捨てる時、誰かに伝えて自分の心の痛みを勝手に緩和する、という手があるのかな?などと考えて・・
僕個人の長年捨てられずにいたグッズを写真とともに公開し、気持ちスッキリ!その後処分するという極めて個人的、主観的、エゴの固まりのようなカテゴリーの登場・・お許しを!
(今後の人生によっては、これらのモノでもヒョットして「お宝」となるかもしれない!?などと冗談でも思ってはイケナイ)
今回は「英和辞典」
ちょっと見ても何だか分からない。たぶん中学に入学した時に買ったものと思われるので、50年以上経っていることは間違いない。新しい辞書(92年)を買ってからは使うこともなくなったが、捨てるに捨てられず、ずっと手元にあった。今回、不要品の整理を少々、と思い立つと、まったく役に立たないもの、と第一番に目についてしまった。黒く汚れの染み込んだ使い込まれた(ような)辞書。表紙も、裏表紙も既にない。英語への成果は明らかでないが、間違いなくかっては僕を支えていた大切な辞書だった。
エイっ!とゴミ箱へ。合掌!
因みに現役使用中の“比較的新しい”と思っていた「和英辞典」の方は昭和41年購入(勤続43年)であった。
使い込んだモノには命が宿る。感謝の念、愛おしさが生まれるから、どうにも簡単には捨てられない。

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