花のように

ytoma2008-07-08

一昨日の日曜日、すっかりご無沙汰していたにもかかわらず、僕のことを覚えていて声をかけて下さった知人の依頼で、千葉大付属中学校PTA主催のコンサート「SPECIAL iyashi LIVE」に出演、石塚まみさんと演奏してきました。コンサートそのものは、PTAの方々の熱き結束と働きのもと、温かなお客さんも多数お集まり頂き、とっても楽しくリラックスした演奏会となりました。皆さんにも楽しんで頂けたようでした。
そして最後には花束贈呈なぞもあり、大変立派なお花を頂戴致しました。ほかにもお土産を頂いたり、大きな荷物を抱えて帰りの途につきました。
帰りの電車の中、花束を抱えたまみさんが空いた席に着席した際、隣のお客さん(奥様)にちょっと会釈したことがきっかけで会話がありました。「とってもすばらしいお花ね!どちらで・・・(入手先がやはり気になる言葉が続く)」「ちょっとコンサートがありまして・・」「あらまあ、すてき!」の様な感じで会話が生まれてきました。我々が降りるまでのほんの少しの間、そんな会話が続きました。電車を乗り継ぎながら「やっぱりこんなに立派なお花を持ってると目立つよね。でもあれ以上話しが続くとちょっとね・・」などと話しをしていました。その後、僕も別の電車に乗り換え彼女とは別れました。
その後の彼女のお話し。別の電車に乗り継ぐと、また新たなライブが始まったそうです。今度はおばあちゃまが声をかけて来て、やっぱり同じ展開。で、今回はやや長時間の乗車で、座席で身動き取れない中、ずいぶん先まで話しは続いたそうです。コンサートのこと、自分の孫娘も音楽をやっていること。その音楽の勉強を経済的にも応援していること。果ては音楽で成功するには、売れるには、年齢は・・色々話題がつきなかったそうです(そのおばあちゃまの)。まみ氏にはコンサート後のもう一仕事、お疲れになったことと、お察し致します。
花はその存在だけで、充分にライブが出来るんですね。花があるだけで人の心は和み、開放的になる。会話が出る。笑いがあって元気になる。花束抱えてる方は疲れていても、見てる方は元気一杯!会話は勝手に弾んで!・・
僕の音楽もそうありたいと願います。花のように、そこにあるだけで、皆元気なる。無理な自己主張しなくても、自然体で存在するだけで,人を元気づけられる・・そんな音楽を目指します。
千葉大学教養学部付属中学校文化部の皆さん、素敵なコンサートと素敵な花束をありがとう!
そしてまみさま、ホントーにお疲れさまでした!

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