音楽とは?

ytoma2008-07-05

先日、あるグループの定例飲み会からお声がかかり、お座敷の余興として出前演奏をしてきました。場所は新宿のとある大衆酒場の奥座敷。皆さんは畳に座布団の宴会モード。僕はストリートとほぼ同じ形式で演奏、お代もきちんと頂き、CDも買って頂いて大変ありがたかったのですが、内容としては演奏曲数が全部で7〜8曲、時間も30分に満たなかったかもしれません。オリジナル曲や皆さんが楽しんでくれそうな曲を取り混ぜ、飲み会の合間を縫って演奏、一緒に楽しんで頂きながら、あっという間に時間は過ぎ去りお開きとなりました。終わってから、さて皆さんに充分楽しんで頂けたのかな?本当にこんな程度の内容で良かったのかな?とちょっと心配になってしまいました。・・がこれで良かったのかもしれません。
一般に、情報を発信する側は沢山出したいと願い、出さないと心配になる。出し続けていればいいという妙な安心感。受け手側にしてみれば、余計なものは要らない、なるべくシンプルで分かり易い情報を簡潔にタイムリーに得たい、と思う場合が多いでしょう。(ブログも同じかな?)
さて音楽の場合、発信したくてウズウズしている発信者のエゴはどこまで許されるのでしょう?聞き手あっての音楽、聞く立場を思いやるのは当然ですが、「いいから黙って聞け!」という高圧的なのが、お客に取って心地よかったりする場合もありますよね・・
まあ、難しいことはともかく、感動は決して発信量の多さからは来ない、ということでしょう。これを肝に命じ、心の歌を一つ一つ大切に歌って行きたいと思います。
でも、演奏中に乗ってしまったら、全てはどこかにすっ飛んで行っちゃうのかな・・音楽やってる間は同じこと繰り返してるかも、ですね。でも、愛を見失わないように、ですね!

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