夢は実現する!

僕は音楽制作ツールとして、もの凄く古いマック(Quadora800)を使っています。MIDIの打ち込みだけに使っており、機能的には今でも充分通用するので新しいシステムに変更する気はありません・・と言うか、今更出来ないのです！あまりに古すぎて（1993年のパフォーマ！）、データの互換性が今のものとは折り合わなくなって、僕の頭では簡単に移植ができないのです。古いデータでも引っ張りだして使うこともよくあるし・・と、そんな訳で、もう一度冷静に考え、今のままで使えるのだから、完全に寿命（マックか僕が）を全うするまで使うことにしよう、とハラを決めました。そう決めてもマックの方は機械のことだから必ず故障する、ということを念頭に置いて、先手を打って秋葉原から同じ機種を１台ジャンク屋から探し出しOS(7.6！)もインストール、トラブルがあったらいつでも交換出来るようにしました。
そしてモニターについてもこの際思い切って更新を検討、スペースが狭いこともあり色々考えた末、地デジ対応液晶TVを切り替えて使うことにしました。早速、”価格ドットコム”で納得の店を見つけ、ネットでそのまま注文しました。機種はシャープの液晶アクオス20型（今の時代かなりかわいいですね！）。なんと注文から24時間も経たない翌朝には納品されてビックリ！スゴイ時代です・・最近お店であまり買わなくなりましたね。
早速、大きくて重い今までのブラウン管式のモニターを外し、液晶モニターに置き換えました。そこまでは淡々とこなしたのですが、新旧モニターを2つ並べて、一つの胸を打つ感動が湧いてきました。「夢は実現する！」ということです。
昔、多分30年以上前、NHK技術研究所の一般公開で、将来のテレビとして薄型テレビの研究成果が毎年発表されていました。大きな装置の上の方に、5〜10センチ角程度の試作プラズマ板(液晶は未だ登場してません）のモニターが未だ白黒の小さな映像を映していたのを思い出しました。そしていつかこれらの研究成果が、薄いテレビとなって実現したら本当に素晴らしいな・・とそんな日が来ることを夢見ていました。それがなんと！・・今や薄型が当り前・・誰も不思議に思わない時代になって・・。そんなに簡単なことじゃなかったんだよ！何年も、何十年も、頑張って来た人達がいるんだよ！と僕が叫んでもしかたがない・・本当に大変な歴史があったんだよね！と僕の中で反芻しています。ブラウン管と液晶のモニターを並べる機会を得て、人間の夢は叶うもんだ！でもそれには、どんな困難があっても諦めずに夢を追いかけ続けた人たちがいたからこそ！素晴らしい！・・と、一人感動に浸った次第でした。（テレビの生みの親、高柳健次郎さんにも想いが飛びました。いつも大きな夢を追いかけていた方でした。）
自分もこうありたいと思うのです！前向きに成功（ヒット曲！？）を夢見続けよう！


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