2008-01-01から1年間の記事一覧

時間切れ

夕方、246でのストリートを終了して機材や楽器を片付けていると、前のベンチに中学か高校生らしき男の子が数名たまって何やら話している。あ、そうか、ここは若者のたまり場でもあるんだな、早く去るべし、と片付けを急いでいると、突然その中の一人が「あの…

たまに贅沢

山中湖にある音楽合宿施設サウンド・ビレッジ。縁あって役員をやっている関係で、日頃の音楽生活から離れ、時折ミーティングなどで出かけて行く。 往復の交通手段として、以前は高速バスを使っていたのだが、大腸がんを患ってから、お腹のコントロールがまま…

パン屋さん

<どうしても料理を美味しくつくれない人種がある。その名を不精者という>北大路魯山人(朝日新聞“天声人語”より) 朝昼兼用の僕の昼食、パン食が多いが、不精者ゆえ、よほどの決心でもしないと、簡単な用意さえ、なかなかする気が起こらない。そして、つい…

不幸中の幸い

上野公園での貴重な土曜日のヘブン活動。 公園の管理事務所で受付を済ませ、職員の人と一言、二言。「今日の天気は大丈夫そうだね」「ウーン、でも最近信用ならないからなー」 家を出た時は青空。事務所に到着した時は、確か、それでも普通の空だったはず。…

相棒のこと

ぼくには音楽作りの大切な相棒がいます。その名は“エレピアン”君。人間ではありません。その昔、日本コロムビア(現在のコロムビアミュージックエンタテインメント株式会社)の楽器製造部門が作っていた“電気ピアノ”です。 <電気ピアノ“エレピアン”とは、鉄…

蝉しぐれ

真夏の上野公園。盛大なる蝉しぐれ。緑一杯の公園の木陰とはいえ、猛烈な暑さと湿気の中で、蝉と対決するサックス!お客さんもさすがにいつもよりまばらで、こちらも引き止めるパワー、集中力もあまり無く、気力切れ。今日は蝉の勝ちだな・・とそんな状況を…

花火大会

毎年お盆の頃、恒例の二子多摩川花火大会が行われます。いつもは、あ、今年もやるんだな、程度しか認識が無かったんですが、今年は暑さもあって、たまにはナマを見てみたい!という欲求が少しだけ芽生えました。が、結局直前まで作業をしており、まあ、とに…

アリさんのこと

上野公園でのヘブン活動の帰り道、表参道駅で銀座線からの乗り換えのために半蔵門線を待っていた時。モソモソするので手を見てみると指のところに小さなアリが一匹。おや、こんなところにアリが・・もしかして上野公園からつれて来て、いや勝手について来て…

青山通りデビュー

昨日、うだるような猛暑日の金曜日、青山通り外苑前交差点脇の一角で初のストリート演奏を試みました。地元商店会のご好意と、ジパング横田氏のご尽力により実現しました。さすがは246、いつもの大江戸線駅構内などと違い、かなり興味を示してくれる人、立ち…

記憶力ゼロ

今日の都庁前駅でのヘブン活動中、若き女性が「今演奏してた曲の前にやってた曲が入ってるCDってあります?・・あの柱の後ろに隠れて聞いてたんです。」「あ、ありがとう!」と、ここまでは良かったが、さて何を演奏してたんだろう?アタマが真っ白でなんに…

リクエストのこと

先日の御徒町駅でのストリート。相変わらず、立ち止まってくれる人は数少ないけれど・・一人のおばさまからリクエストを頂いた。「思い出のサンフランシスコ」・・ヘー、シャレてるなー・・。ほとんどやったことはなかったが、ハイ分かりました、喜んで!〜 …

悲しいほど美しく

昨日の夕焼けには、完全に魂を吸い取られてしまいました。空を見上げっぱなしでした。なんでこんなに美しい・・と、ため息ばかりでした。 でも、その裏で局地的大雨による被害が続出しました。 一人ではどうにもならないけれど、この「愛しき星」が、穏やか…

シャツの裾(すそ)

最近気になっていることがある。シャツの裾はズボンの中に入れるべきか、出してもかまわないのか・・。僕には元々どんなシャツでも人前で裾を外に出しておく、という恥さらし(だと思われる)の習慣は全くなかった。だらしなくって考えられない、みっともな…

寺家ふるさと村 夕涼みコンサート

7/20(日)は横浜青葉区にある、昔ながらの緑一杯の里山に佇む寺家ふるさと村「郷土資料館」でToma's Duoコンサート(石塚まみ P.Vo)がありました。夕刻からのスタート、お食事タイム(食事プロジェクト?の方々の作ったおいしいお料理の数々!)を挟んで、…

”tomaテン”

7/12から3日間、ZIPANGU代表横田義彰氏のプロデュースのもと、ギタリストの小泉清人氏とのデュオ演奏の旅を楽しんできました。訪れたのは、日本海北陸・武生クラシックス、芦原温泉べにや、金津創作の森“ギャラリーてにをは”の3カ所。いずれも居心地の良い…

花のように

一昨日の日曜日、すっかりご無沙汰していたにもかかわらず、僕のことを覚えていて声をかけて下さった知人の依頼で、千葉大付属中学校PTA主催のコンサート「SPECIAL iyashi LIVE」に出演、石塚まみさんと演奏してきました。コンサートそのものは、PTAの方々の…

音楽とは?

先日、あるグループの定例飲み会からお声がかかり、お座敷の余興として出前演奏をしてきました。場所は新宿のとある大衆酒場の奥座敷。皆さんは畳に座布団の宴会モード。僕はストリートとほぼ同じ形式で演奏、お代もきちんと頂き、CDも買って頂いて大変あり…

喫茶店でアルバイト

中学から高校にかけて、楽器を買うためにアルバイトをいくつか体験しました。 その一つが喫茶店でのボーイさん。今風はウエイターというのかな?何故かアルバイト先は東横線の自由が丘が多かったんですが、駅前にあった「ランポ」という結構規模の大きな喫茶…

上野御徒町にて

昨日は大江戸線、上野御徒町駅で演奏していました。演奏場所として指定されている所は改札を出てすぐのATMブース前、なかなか人の止まりにくい難所です。吹き始めると一人の帽子を深くかぶった年配(僕より少し上?)のおじさまがじっと立っておられる。ATM…

梅雨の合間の爽やか日

昨日、2週間ぶりに上野公園に繰り出して、ヘブン活動をやって来ました。雨上がりの抜ける青空とさわやかな風。梅雨とは思えない最高のストリート日和でした。2時間たっぷりサックスを吹きまくっていると、いつも応援してくれる方が「休まなくて大丈夫?」…

当世駐車場事情

駐車場に使うお金がバカにならない都内で車を持つことは、本当に大変なことです。僕はとっくの昔に、車が必要ならレンタカーと決め、今では車を持つことなどすっかり「夢」となってしまいました。昔は車で沢山遊びましたが・・環境問題、ガソリン値上げ、飲…

夢は実現する!

僕は音楽制作ツールとして、もの凄く古いマック(Quadora800)を使っています。MIDIの打ち込みだけに使っており、機能的には今でも充分通用するので新しいシステムに変更する気はありません・・と言うか、今更出来ないのです!あまりに古すぎて(1993年のパフ…

「TOMA Ballads 2 」完成!TOMA Balladsシリーズ誕生!!

ちょうど2年前の2006年6月、世界の名曲を TOMA sax が歌う「TOMA Ballads」を発売しました。そして今月、続編「TOMA Ballads 2」が完成、「TOMA Ballads」はシリ−ズとなりました。 ピアニスト、ボーカリスト、作編曲家である石塚まみ氏プロデュースによるこ…

三茶「すずらん通り」入り口における考察

居酒屋、寿司屋、ラーメン屋などが細い路地をはさんで、ところ狭しと並ぶ三軒茶屋名物「すずらん通り」。この入り口に何やら不思議な「食うてかへんか?」と書かれた看板があります。東京のド真ん中に何故か関西弁の一言。結構インパクトがあり、それなり効…

最後の道

朝のジョギングでよく通る道。別にコースに定めている訳ではないけれど、何故か惹かれてしまう昔ながらの一本の小道。 土がむき出しで砂利も入らず、雨が降ると水たまりがぬかるんで、通り抜けるのに山道のようにちょっと一苦労。脇を世田谷線が走る、時代に…

覗いてください!

僕は3年ほど前(2005/2月)に大腸(直腸)がんの手術を受けました。転移もあり、少々キツイ抗癌剤治療も経験しましたが、おかげさまで今のところ5年生存率70%の仲間に入れてもらってます。そんな体験を「ブリストル・マイヤーズ」という大手製薬会社が取…

ようやくよい天気

あじさいが一斉に咲き始めましたが、このところもう梅雨がやって来たような、霧雨が降ったりやんだり、しとしと雨の日々が続いていましたね。 こういうはっきりしない天候が、野外でストリートをやる場合にはとっては最も厄介です。東京都のヘブンアーティス…

「TOMA Ballads 2」がやってくる!

2006年発売「TOMA Ballads」は現在好評発売中!・・というわけで第二弾を制作、間もなく「TOMA Ballads 2」として完成(6月中予定)します。これにより晴れて「TOMA Ballads 」はシリーズとなります。「音楽紀行シリーズ」「フォトンシリーズ」とあわせ、な…

ハンダゴテの話し

僕が昔から愛用しているハンダゴテ。僕の片腕。我が人生の様々な場面で活躍してきたのですが、最近遂に頭の部分が消耗して、無くなってしまいました。 もう、多分35年以上は使っているのでしょうか。もはやこれまで・・とほとんど諦めました。が、念のため、…

またまた安曇野へ

天気が良くなかったこのところですが、タイミングを見計らって、今週、先月に引き続きまた安曇野に行って来ました。今のシーズンは緑が最高!一年を通じて一番好きな時期です。今を外すと後悔する!と言う念に駆られて、天気の様子を見つつ、迷いつつ、思い…